茨城県新人演奏会
第51回茨城県新人演奏会 本演奏会
激戦のオーディションを通過した本県ゆかりの若き才能たちが一堂に会する華々しい演奏会。ピアノ・声楽・弦楽器・管楽器・打楽器など、多彩な楽器が奏でる魂の響きをご堪能下さい。
【日時】2025年9月28日(日)13:00開演(12:30開場)
【会場】ザ・ヒロサワ・シティ会館 大ホール
チケット
7月28日(月)発売
[全席自由]
一般1,200円/当日1,500円 高校生以下無料(要整理券)
※未就学児入場不可 ※学生整理券のお取扱いは窓口のみとなります
チケット購入・整理券受取り
●ザ・ヒロサワ・シティ会館 029-241-1166(9:00~17:00)
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●水戸京成百貨店 4Fプレイガイド 029-231-1111
聴衆賞に投票しよう
「聴衆賞」は、皆様の投票によって決定する賞です。ご来場いただいた方に投票用紙をお渡ししますので、聴衆賞にふさわしいと思う出演者のお名前をご記入後、ロビーに設置されている 投票箱に投票してください。お気に入りの演奏家を見つけて、あなたの1票を入れて応援しましょう!
出演者
※公開オーディションの演奏と、曲目解説を掲載中 ※演奏順は主催者の抽選により決定

1.マリンバ
大津 奈乃葉 Nanoha Otu
出身地 水戸市
略 歴 令和7年武蔵野音楽大学卒業。現在、武蔵野音楽大学別科在学中
曲 目 ヴィナオ:カーン・バリエーションズ
曲目解説
◆ヴィナオ:カーン・バリエーションズ
※準備中
プロフィール詳細
水戸市出身。令和3年3月 茨城県立水戸第三高等学校卒業。令和7年3月 武蔵野音楽大学音楽学部演奏学科器楽コースマリンバ専攻卒業。マリンバを小川佳津子、永野仁美の各氏に師事。現在、武蔵野音楽大学別科に在学中。

2.ピアノ
金谷 知歩 Chiho Kanaya
出身地 水戸市
略 歴 令和5年武蔵野音楽大学卒業。現在、武蔵野音楽大学大学院在学中
曲 目 ドビュッシー:前奏曲集第2集より
第11曲 交代する3度、第12曲 花火
ショパン:12の練習曲より第1番 ハ長調 作品10-1
曲目解説
◆ドビュッシー:前奏曲集第2集より 第11曲 交代する3度、第12曲 花火
〈交代する3度〉は、ドビュッシー作曲《前奏曲集》第2巻に含まれる一曲で、着想源は明らかでない。文学作品に基づいて構想された曲が仕上がらず、代わりに置かれたものがこの作品とされている。〈花火〉は7月14日のフランス革命記念日を描いた作品。時折花火を散らすような鋭いモティーフが現れ、最後は、〈ラ・マルセイエーズ〉の断片が現れて静かに閉じる。
◆ショパン:12の練習曲より第1番 ハ長調 作品10-1
ショパン作曲《12の練習曲》作品10-1は、主に右手のアルペッジョと左手のオクターブが特徴。調性や同一音型の中で変化していく和声から、バッハ《平均律》第1巻第1番のプレリュードを想起させる。(文責:金谷知歩)
プロフィ―ル詳細
水戸市出身。令和元年3月茨城県立水戸第三高等学校音楽科卒業。令和5年3月武蔵野音楽大学音楽学部演奏学科ヴィルトゥオーゾコース卒業。水野ゆみ、東誠三、大田佳弘、Ilya Itinの各氏に師事。ウィーン国立音楽大学マスタークラスにてディプロマ取得。令和2年度及び令和6年度、福井直秋記念奨学金給費奨学金奨学生。現在、武蔵野音楽大学大学院音楽研究科修士課程ヴィルトゥオーゾコース在学中。

3.フルート
藤枝 麻里花 Marika Fujieda
ピアノ:與口 理恵
出身地 水戸市
略 歴 東京藝術大学卒業。現在、東京藝術大学大学院在学中
曲 目 細川俊夫:垂直の歌Ⅰ
ガロワ=モンブラン:ディヴェルティスマン
曲目解説
◆細川俊夫:垂直の歌Ⅰ
◆ガロワ=モンブラン:ディヴェルティスマン
※準備中
プロフィール詳細
水戸市出身。茨城県立水戸第一高等学校卒業、東京藝術大学を経て現在、同大学大学院音楽研究科修士課程1年在学中。第20回仙台フルートコンクール第2位。第26回びわ湖国際フルートコンクール一般の部第3位及び聴衆賞受賞。第33回宝塚ベガ音楽コンクール木管部門第4位。これまでに柴草幹男、上野由恵、高木綾子、斎藤和志、小池郁江、神田寛明の各氏に師事。芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド第11期生。

4.テノール
浅沼 大陽 Taiyo Asanuma
ピアノ:大高 明莉
出身地 龍ケ崎市
略 歴 現在、東京藝術大学在学中。テノールカルテット「MAMS」メンバー
曲 目 トスティ:魅惑
ヴェルディ:亡命者
曲目解説
◆トスティ:《Malia(魅惑)》
ふと触れた花をきっかけに、青年が恋の魔法にかかったようなときめきを感じる歌曲です。香りやしぐさ、まなざしに心が揺れ動き、「恋とは目に見えない力なのか」と問いかけるようなロマンチックな作品です。
◆ヴェルディ:《L’esule(亡命者)》
追放された主人公が、自然の風景の中で故郷や母、愛する人を思い出す切ない歌曲です。オペラのような語りから始まり、美しいアリア、そして壮大な終わりへと続く劇的な作品です。(文責:浅沼大陽)
プロフィール詳細
龍ヶ崎市出身。2021年3月茨城県立取手松陽高等学校音楽科卒業。現在、東京藝術大学音楽学部声楽科4年次在学中。第47回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール声楽部門大学生の部第1位。声楽を鈴木優、故長谷川顯、樋口達哉、後田翔平の各氏に師事。テノールカルテット「MAMS」メンバー。

5.ヴァイオリン
和田 涼音 Suzune Wada
本籍地 水戸市
略 歴 令和5年 京都堀川音楽高等学校卒業。現在、東京藝術大学在学中
曲 目 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003より 第2曲 フーガ
曲目解説
◆J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003より 第2曲 フーガ
※準備中
プロフィール詳細
水戸市出身。令和5年、京都市立京都堀川音楽高等学校を卒業。第8回下田国際音楽コンクール大賞・プロフェッショナル部門第1位、併せてソロリサイタル賞受賞。「バーゼル国際音楽新人オーディション2022」最優秀アーティスト受賞。これまで大谷玲子、村瀬理子、島田真千子各氏に、現在、漆原朝子、植村太郎、福田廉之介の各氏に師事。現在、東京藝術大学3年次在学中。

6.ピアノ
後藤 玲奈 Rena Goto
出身地 坂東市
略 歴 東京音楽大学卒業。現在、都内、千葉県内でピアノ指導に努める
曲 目 チャイコフスキー:ドゥムカ ハ短調 作品59
曲目解説
◆チャイコフスキー:ドゥムカ ハ短調 作品59
ドゥムカとはポーランドの民謡形式に由来する言葉で「哀歌」と訳される。メランコリックの意味が含まれ、憂鬱な部分と陽気な部分が交錯する構成が特徴。そしてこの楽曲には「ロシアの農村風景」という副題がついている。厳しい冬の農村風景から、活気のある農民たちの踊り、そして再び冬の静けさに戻るという、重苦しく悲しみに満ちた楽想部分と、華やかで技巧的な中間部との対照的な要素が組み合わさり、より一層、音楽的な魅力を生み出している楽曲である。(文責:後藤玲奈)
プロフィール詳細
坂東市出身。平成23年3月茨城県立取手松陽高等学校音楽科卒業。平成27年3月東京音楽大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒業。在学中、学内オーディション合格者による演奏会に出演。第61回全日本学生音楽コンクール中学生の部東京大会本選出場。第14回全日本アールンピアノコンペティション全国大会F級6位入選。ピアノを上仲典子、外山準、関根有子、佐藤俊の各氏に師事。現在、都内、千葉県内でピアノ指導に努める。

7.サクソフォン
森 和樹
ピアノ:井口 みな美
在住地 土浦市
略 歴 国立音楽大学卒業。尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトアールディプロマ科終了。現在、kalamos saxophone quartet テナー奏者
曲 目 ウェニャン:アルト・サクソフォンのためのラプソディより第2、3楽章
曲目解説
◆ウェニャン:アルト・サクソフォンのためのラプソディより第2、3楽章
※準備中
プロフィール詳細
土浦市在住。国立音楽大学附属高等学校、国立音楽大学卒業、弦管打楽器ソリスト・コース修了。尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトアールディプロマ科を最短の1年でディプロマを取得し修了。サクソフォーンを野口紗矢香、滝上典彦、雲井雅人、平野公崇の各氏に師事。市川市文化振興財団新人演奏家コンクール優秀賞。kalamos saxophone quartet テナー奏者。東京サクソフォーンオーケストラ ソプラノ奏者。

8.ピアノ
浅野 智輝 Tomoki Asano
出身地 水戸市
略 歴 令和5年 茨城県立水戸第三高等学校卒業。現在、上野学園短期大学在学中
曲 目 ショパン:バラード 第1番 ト短調 作品23
曲目解説
◆ショパン:バラード 第1番 ト短調 作品23
ショパンの「バラード第1番」は、1831〜1835年に祖国ポーランドを離れた亡命生活の中で作曲されました。祖国への愛と苦悩、孤独、芸術への情熱が込められ、叙事詩のような構成が特徴です。革命の失敗に心を痛め、戦う代わりに音楽で想いを表現した彼の葛藤と情熱が、劇的な旋律に反映されています。(文責:浅野智輝)
プロフィール詳細
水戸市出身。令和5年3月 茨城県立水戸第三高等学校卒業。2014年日本バッハコンクール全国大会小学校3、4年生部門Aコース金賞、2015年水戸芸術館「市民のためのオルガン講座」受講生による発表会出演、2023年「茨城の名手・名歌手たち」第31回演奏会出演。これまでに成田祐子、中村真由美、鈴木弘尚、倉地恵子、植田克己に師事。現在、上野学園短期大学専攻科1年在学中。

9.マルチ・パーカッション
柴沼 怜央 Leo Shibanuma
出身地 水戸市
略 歴 東邦音楽大学卒業。現在、東京音楽大学大学院在籍中
曲 目 パイアス・チェン:念2
曲目解説
◆パイアス・チェン:念2
「念」という言葉は、どこに位置するかによって相反する姿に変化することがあります。つまり、「祈り」であり、「怨み」である、というように。
音楽が言葉に「成り得ない」メリットは、受容する側にその意味を想像する余地があるということ。私の意味とあなたの意味は、全く違うかもしれない。
音に音以上の意味を持たせすぎることは危険な行為ですが、何を感じ取るかは自由です。須く私は、ただそこに存在していく音の美、を模索出来ればと思います。(文責:柴沼怜央)
プロフィール詳細
水戸市出身。茨城高等学校卒業。東邦音楽大学管弦打楽器専攻を首席で卒業。これまでに打楽器を菅原淳、久保昌一、渡辺由美子、久一忠之、河野玲子、飯野智大、アントン・ミッターマイヤーの各氏に師事。第23回日本ジュニア管打楽器コンクール パーカッションの部 高校生コース金賞(第1位)受賞、他。小澤征爾音楽塾、調布国際音楽祭フェスティバル・オーケストラ、Cabinet of Curiosities 2025 Cabicuri Academyに参加。現在、東京音楽大学大学院修士課程1年次に在籍中。

10.トロンボーン
篠塚 裕太 Yuta Shinozuka
ピアノ:田村 愛
出身地 常総市
略 歴 洗足学園音楽大学大学院修了。現在、Ibaraki Community Music 『Blue Rose』登録メンバー
曲 目 シューレック:ソナタ「大天使ガブリエリの嘆き」
曲目解説
◆シューレック:ソナタ「大天使ガブリエリの嘆き」
※準備中
プロフィール詳細
常総市出身。常総学院高等学校卒業。洗足学園音楽大学音楽学部を優秀賞を受賞し卒業。洗足学園音楽大学大学院音楽研究科を修了。第15回日本トロンボーン学生音楽コンクールにて第3位を受賞。第5回静岡トロンボーンコンクールソロ部門専門部門にて第1位を受賞。トロンボーンを小田桐寛之、玉木優の各氏に師事。Ibaraki Community Music 『Blue Rose』登録メンバーとして、演奏や講習会などの活動を行っている。

11.ピアノ
石井 里佳 Rika Ishii
出身地 日立市
略 歴 東京藝術大学卒業。ショパン音楽大学修士課程及び研究科修了
曲 目 ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
曲目解説
◆ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
ポロネーズは、ショパンが青年期までを過ごした故郷ポーランドの伝統的な舞踊であり、ショパン自身も多くのポロネーズを残した。
今回演奏する幻想ポロネーズは、幻想曲のような複雑な構成の中に、ポロネーズのリズムや気高さが随所に現れるが、それはまるで祖国ポーランドに想いを馳せているようである。この曲が出版された2年後の1848年、死のおよそ1年前に書かれた手紙の中にこのような一文がある。「僕の芸術はどこへ行ってしまったのか?僕は僕の心をどこで無駄に使い果たしてしまったのか?ポーランドで人々がどんな歌を歌っていたか、もはやかすかにしか思い出せない」薄れかけている祖国の記憶を辿るように、ポロネーズのリズムが刻まれていく。(文責:石井里佳)
プロフィール詳細
日立市出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。ショパン音楽大学修士課程及び研究科修了。第17回ショパン国際ピアノコンクールin Asiaアジア大会金賞。Chopin session Felanitx国際ピアノコンクールにて第1位。第21回ザレンプスキ国際音楽コンクール第2位。これまでにピアノを迫昭嘉、有吉亮治、Bronisława Kawallaの各氏に師事。

12.コントラバス
杉浦 響 Hibiki Sugiura
ピアノ:竹田 俊亮
出身地 水戸市
略 歴 国立音楽大学卒業。現在、国立音楽大学ディプロマコース在学中
曲 目 クーセヴィツキー:コントラバス協奏曲 作品3より 第2、3楽章
曲目解説
◆クーセヴィツキー:コントラバス協奏曲 作品3より 第2、3楽章
※準備中
プロフィール詳細
水戸市出身。平成31年3月 茨城県立水戸第三高等学校音楽科卒業。令和5年3月 国立音楽大学演奏創作学科コントラバス専攻卒業、弦管打楽器ソリストコース修了。これまでにコントラバスを羽生彰洋、池松宏の各氏に師事する他、ミュンヘンフィル首席奏者スラヴォミル・グレンダ氏のマスタークラスを受講。現在、国立音楽大学ディプロマコースに在学中。

13.メゾ・ソプラノ
金子 奈々 Nana Kaneko
ピアノ:西村 京一郎
出身地 鉾田市
略 歴 国立音楽大学卒業。現在、茨城県立結城第一高等学校教諭
曲 目 レスピーギ:霧
ドニゼッティ:歌劇《ラ・ファボリータ》より “あぁ、私のフェルナンド”
曲目解説
◆レスピーギ:霧
『Soffro!(苦しい)』という歌詞から始まり、薄暗い灰色の空、鴉達が飛び交い、荒地の中で霧が舞う中で死者の呻き声とともに、最後は『Vieni!(おいで)』と語りかける。強弱・音の高低差のコントラストが歌曲の中では非常に大きい曲。
◆ドニゼッティ:歌劇《ラ・ファボリータ》より “あぁ、私のフェルナンド”
レオノーラという国王の愛人のアリア。タイトルにもあるフェルナンドと恋仲であるが、国王の愛人であることは隠している。しかしとある理由でフェルナンドが、国王に『レオノーラと結婚したい』と伝えてしまい、彼女は大きく動揺し、愚かな自分を責める。
プロフィール詳細
鉾田市出身。平成25年3月茨城県立鉾田第一高等学校卒業。平成29年3月国立音楽大学音楽学部演奏学科声楽コース卒業。在学時にオペラ『フィガロの結婚』マルチェリーナとして出演。卒業後は地元茨城に戻り、高等学校で教鞭を執る。現在茨城県立結城第一高等学校教諭。これまでに声楽を小泉惠子、砂押亜季子に師事。

14.オーボエ
坂入 千智 Chisato Sakairi
ピアノ:金井 遥
出身地 八千代町
略 歴 現在、フリーランスで演奏や指導を行うほか、リードメーカーとしても活動。桐朋学園芸術短期大学演奏助手。
曲 目 A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調
曲目解説
◆A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調
A.マルチェッロは、バロック時代のイタリアの作曲家です。この曲では、第2楽章 Adagio をご存知の方も多いのではないでしょうか。「ベニスの愛」という愛称で親しまれているこの楽章は、マルチェッロ作曲の旋律にJ.S.バッハが美しい装飾を付けた編曲版で有名です。そんな第2楽章に先立って、第1楽章はシンプルなテーマが調性を変えながら展開され、第3楽章では流れるような速いテンポで締めくくられます。(文責:坂入千智)
プロフィール詳細
八千代町出身。平成30年3月 聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校卒業。令和2年3月 桐朋学園芸術短期大学芸術科音楽専攻卒業。令和6年3年 桐朋学園大学音楽学部卒業。オーボエを蠣崎耕三、眞山美保、高橋舞の各氏に、バロックオーボエを尾崎温子氏に師事。現在、フリーランスで演奏や指導を行うほか、リードメーカーとしても活動している。桐朋学園芸術短期大学演奏助手。

15.ピアノ
川村 綾音 Ayane Kawamura
出身地 つくば市
略 歴 桐朋学園大学カレッジ・ディプロマ・コース在学中
曲 目 シマノフスキ:変奏曲 変ロ短調 作品3
曲目解説
◆シマノフスキ:変奏曲 変ロ短調 作品3
伝説の幕開けを予感させる神秘的で荘厳な主題から始まり、音楽は12の変奏を通して多彩に変化していく。荘厳なマズルカ、重厚な葬送曲、優雅なワルツなどが次々に現れ、やがて調性が長調へと転じると、一筋の光が差し込むように響きが広がり、希望に満ちた壮麗なフィナーレへと導かれる。シマノフスキの若き才能がきらめく一曲である。
※準備中
プロフィール詳細
つくば市出身。令和3年3月 聖徳大学付属取手聖徳女子高等学校卒業。令和7年3月 聖徳大学音楽学部音楽学科プロ・アーティスト・メジャー卒業。ピアノを鴨志田万名美、豊田あい子、高木茉莉、和田萌子、森島英子の各氏に師事。現在、仲道郁代氏に師事。茨城の名手・名歌手たち 第31回 演奏会出演。桐朋学園大学カレッジ・ディプロマ・コース1年次在学中。
特別演奏

第50回茨城県新人演奏会 新人賞受賞
フルート
井坂 実樹 Miki Isaka
出身地 常陸太田市出身
略 歴 令和6、7年 精力的にリサイタルなど開催。現在、国内外オーケストラに多数客演する他、ラジオパーソナリティとしても活動中。
曲 目 フォーレ:シシリエンヌ
ゴーベール:ロマンス(1905)
マルタン:バラード
井坂 実樹(フルート) プロフィール
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等高校、東京藝術大学音楽学部器楽科を経て渡欧。ジュネーブ音楽院修士課程、パリ地方音楽院ピッコロ科を満場一致の1位で卒業の後、フライブルク音楽大学国家演奏家資格課程を優秀な成績で卒業。フライブルクフィルハーモニー元契約団員。コンセルヴァトワール・ポピュレール・ジュネーブ元講師。ロームミュージックファンデーション、バーデン=ヴュルテンブルク州各奨学生選出。
第19回かながわ音楽コンクールフルート部門中学生の部 最優秀受賞。第20回全日本学生音楽コンクール全国大会高校の部 第2位。第14回コンセール・マロニエ21第2位、第6回ルーマニア国際コンクール最高位。第69回ジュネーブ国際コンクール並びに第65回ミュンヘン国際音楽コンクールの本審査出場。第2回下田音楽コンクール第1位並びに市長賞受賞。Concorso Citta-Murata(イタリア)第3位、Concours Artistique d’épinal (フランス)第1位。第10回神戸国際フルートコンクール本審査出場。第50回茨城新人演奏会新人賞第1席を受賞。この他国内外に多数の受賞歴がある。現在は国内外オーケストラに多数客演する他、ラジオパーソナリティとしても活動中。

ピアノ:内門 卓也
Takuya Uchikado
内門 卓也(ピアノ) プロフィール
東京都立芸術高等学校音楽科ピアノ専攻を卒業。東京藝術大学音楽学部作曲科を経て同大学院音楽研究科修士課程を修了。在学中には、旧奏楽堂木曜コンサートにて室内楽作品、奏楽堂モーニングコンサート等にて管弦楽作品が演奏される。長谷川良夫賞、アカンサス音楽賞を受賞。
2015年以降、東京・名古屋・札幌にてピアノリサイタルを開催。迎賓館赤坂離宮にて行われたエラールピアノによる演奏会に出演。宝塚ベガ音楽コンクール入選。
伴奏ピアニストとしても、国内外の多くの著名アーティストと共演しており、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、ワールドフルートフェスティバルin台湾などの音楽祭への出演する他、霧島国際音楽祭、日本木管コンクールにおいて公式伴奏者を務める。
作編曲家として多くの作品がCDに収録される他、劇団BDP「リアの食卓」、朗読音楽劇「シャーロックホームズ」(主演・山寺宏一、脚本/演出/構成・野坂実)では作曲を担当、島谷ひとみEx.CROSSOVER2022では、編曲・ピアノ演奏・指揮を行うなど活動は多方面に渡る。
東京藝術大学弦楽科伴奏助手。
チケット
7月28日(月)発売
[全席自由]
一般1,200円/当日1,500円 高校生以下無料(要整理券)
※未就学児入場不可 ※学生整理券のお取扱いは窓口のみとなります
チケット購入・整理券受取り
●ザ・ヒロサワ・シティ会館 029-241-1166(9:00~17:00)
WEB購入はこちらから
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新人演奏会事務局 029-350-3533 (平日9:00~17:00)